和光幼稚園が大切にしていること

和光幼稚園での子どもたちのとらえ方と活動についてご紹介します。

 

子どもが子どもらしく育つとき

 子どもたちと日々接していると、子どもたちは大きくなることへのあこがれと喜びを持っていることを実感します。人に受け入れてもらえることの心地よさを実感した子どもたちは、安心して人と関わり、クラスの仲間も受け入れていきます。それをもとに、人と共感しあいながら関係をもつ喜びを実感したり、意欲を持ってなかまとあそびだします。この子どもたちによりそいながら、子どもたちが育つ生活を創っていくことが大切なのではないでしょうか。


 しかし今の社会状況の中で、そんな子どもたちへの思いとは相いれないような受験を前提にした「早教育」、早くから将来を見すえ、行き過ぎた「英才教育」など教育産業もさかんにみられます。それに対応できずに発達や成長をゆがめられてきている子どももいます。

 また子どもたちの生活のなかに、大人の生活スタイルがそのまま持ち込まれて、子どもの生活がゆがめられてしまっていることも少なくありません。


 子どもが子どもらしく安心して日々の生活を楽しみ満たされることで、生きていることへの意欲、成長発達していく意欲が高まるのではないでしょうか。

 私たちは、幼児期の子どもたちが、子どもらしく目を輝かせ、身体的にも精神的にも存分に躍動させられるような生活を大事にして、幼稚園の教育活動をすすめていきます。


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自然の中で実体験を

 ここ世田谷では、子どもたちが自然にふれながらあそべる空間があまりありません。身近なところでは、馬事公苑・砧公園があります。


 それだけでは、子どもたちが自然にふれ、楽しさを実感していくには無理があります。そこで町田の野山に遠足にでかけます。自分の目、体でさまざまなあそびを通じて自然のおもしろさ、たのしさを実感していきます。


 五感を豊かにすることは、子どもたちの好奇心や探求心、冒険心を育てていく土台にもなります


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ものをつくる楽しさ

 子どもたちの身近にある素材、紙、空き箱、木などを使って自分のあそび道具を自分で作り上げていきます。とくに木工作は3歳児から取り組み、ものを作る楽しさを実感していきます。木工作は一度作っても子どもの気持ちが変化したときに、また作り変えていける良さがあります。


幼児期には、作り変えていくことで自分の気持ちが満たされ、つくる楽しさを実感していきます。ときには自分の思いどおりにいかずに、苦労することもありますが、作り上げたときはなんともいえない喜びと感激でいっぱいです。子どもたちは自分でものを作ること、その作ったものであそぶことが面白くて、つくることにも関心が高まっていきます。


 また、作ることでさまざまな道具に出会います。ハサミやかなづち、のこぎりなど、その年齢に応じて出会っていきます。道具との出会いは新鮮で、子どもたちの生活はぐんとひろがっていきます。道具の特徴をわかりながら、自分の気持ちをコントロールし、道具と向き合うことで、道具の面白さもわかっていきます。


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あそびは発達の原動力

 あそびは何よりも子どもたちを夢中にさせるものです。そしてあそびを通して子どもたちはたくさんのことを学んでいきます。あそびは自らの行為ですから、そのことを通して主体性も、人との関わりも学んでいきます

 だからこそ幼児期の生活の中心にあそびはなくてはならないし、多様なあそびが保障されなくてはなりません。


土・水・砂・草花など自然を素にしたあそび

 砂場で素足になったり、山や川を作ったあとに、バケツで水を運び出す子どもたち。ボールに砂や土・水を入れて、どろどろの感覚をいつまでも楽しむ子どもたち。数人でしゃがみこんで土だんごにひたすら白砂をかけて磨き、大事に見せ合っている子どもたち。


 5歳の年長の子どもたちは竹馬に夢中です。竹馬で歩き回り竹馬が巧みになってくると、ジャンプやケンケン、なかにはボールを追いかけてサッカーを楽しむ子どもたちもいます。あそびを楽しみ共有していく過程のなかで、友だちとの関わりが広がっていきます。他にはあやとりや竹ポックリなど伝承されてきた技のあるあそびを、子どもたちの生活のなかに積極的に取り入れていきます。


あやとり・こま・竹馬など技を楽しむあそび

 4歳の年中の子供たちがこまのひもを巻いています。友だちの回すこまにあこがれて、なんどもなんども挑戦しているうちに初めてこまが回りました。『やったー』と喜ぶのは本人だけではありません。一緒にあそんでいたまわりの子どもたちも自分のことのように喜んでいます。


体を巧みに惜しみなく使うあそび

 年齢、季節に関係なく一年中子どもたちは外で遊んでいます。入園当初から追いかけっこやゆるやかな鬼ごっこやサッカーで十分に楽しみ、満たされた充実感を味わっていきます。


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